ニュースを見ていると、やはり夏は「涼」を求めて避暑地に行かれる人が多いようです。
今年に関しては「特別な夏」ということで行動も限られていますが、ちょうど一年前の今頃を思い出していました。
昨年のお盆は大きな台風が列島を縦断し、空の便も欠航が相次ぐ中を私達一家は熊本県の菊池渓谷に行ってました。
決して観光目的ではありませんでしたが、たまたま空き時間ができ、せっかく来たのだからという軽い気持ちで向かいました。
その日は台風の余波の影響で気温が上がり風までも暑く感じるような日で、私達はレンタカーで山深い道を走りたどりつきました。
車から出て駐車場を横切り、苔のついた階段を深く下りて行ったその場所は自分たちの想像を遥かに超える別世界でした。
とにかく「気持ちがいい!」
はるか頭上の高木は直射日光を遮るだけではなく、程よく光を取り込み川底まで見えるきれいな水面がキラキラと光る。
上流から勢いよく流れ落ちる水しぶきとひんやりした風は、マイナスイオンMAXのまさに「究極の天然クーラー」そのものでした。
「究極の涼」に身心共にリフレッシュしながらも、夏場の室内環境づくりへの大きなヒントがこんなところにあるのではないかと興奮だけは冷めなかったような気がします。
(ここまできてまで仕事のことを考える必要がないのになぁと思いつつも・・)