TYPE 15
キッチンが舞台になる
日常にドラマをつくる家
ステイホームによって「家族の寝食」という家の基本機能が改めて大切なものだと感じたそんな災禍の真っ只中に着工し完成したA様邸。
台所は東向きの窓から朝日が注ぐダイニングと一体となった食のステージ。何気ない家族時間の一瞬を、ポートレートのように切り取り、額装するような仕掛けは、日々の暮らしを気分良くちょっとした特別感を楽しむためのもの。
一段下がった天井と対照的に大きく2階へ放たれたリビングや、おこもり感のある畳スペースのリズミカルなLDKは小上がりの段差やシステムキッチンの前面など、少しのスペースを有効活用した収納計画ですっきりと片付きます。楽しさは拡幅し、大変さは軽減する、家族の日常を設計で支える「整う」家となりました。
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延床面積 138.04㎡(約41.75坪)
1階面積 81.56㎡(約24.67坪)
2階面積 56.48㎡(約17.08坪)
工法/木造在来軸組工法
基礎/鉄筋コンクリート
断熱材/アクアフォーム
床・壁:吹付硬質ウレタンフォームA種3t=185
屋根材/ガルバリウム鋼板
外装材/金属サイディング
壁材/玄関部 珪藻土(天然スタイル土壁)
床材/ナラ無垢材複合フローリング
開口部/国産断熱サッシ(トリプル硝子)
キッチンユニットバス/LIXIL
暖房の種類/エアコン+ヒートポンプ床暖房システム
竣工年月/2021年8月
工期/約150日
家族構成/ご夫婦+お子様1人