明け方のランニングが欠かせない。
書き出しからかっこをつけてみたものの、実はほぼウォーキングに近い・・
朝起きて、冷たく澄んだ空気を胸の底いっぱいに吸う、背中がほんのり汗ばむだけで
一年間ほとんど風邪もひかなく過ごせるようになった。
コースはいつも同じで、家を出て幹線道路を横切り、河川敷の堤防へ上るとそこには
豊かな田園が広がり、桜並木の向こう側に鳥海山を望む、見事なロケーションだ。
地元のみんなは何も無いというが、とんでもない、こんなに美しい自然があるではないか!
朝の静寂は日々、色々なことに気づかせてくれる。
雪解け水や風の音、鳥や虫の音、温まった土の匂い、草花や稲の生育、思いがけない小動物との遭遇・・
季節を感じながら、そんな毎日の小さな発見に喜べることに幸せを感じるようになった。
必要なのは、30分早く寝ることとランニングシューズだけ。
コスパの良さも大きな魅力かもしれない。